イチロー、元同僚に完敗　チームは２戦連続サヨナラ負け

ホワイトソックスに２試合連続でサヨナラ負け、肩を落とし引き揚げるマリナーズのイチロー

　マリナーズのイチロー外野手は２４日、シカゴでのホワイトソックス戦に「１番・右翼」で先発し、４打数無安打だった。内容は投ゴロ、三邪飛、三ゴロ、投ゴロで打率は３割６厘。

　チームは２点を勝ち越した直後の９回、抑えのアーズマが２本塁打を喫して４―５と試合をひっくり返され、今季２度目の２試合連続サヨナラ負け。試合後のワカマツ監督はさばさばした様子で「アーズマは高めに浮いたところを打たれた。相手はいい打撃のチームだしね」と振り返った。

　１週間ほど前から状態が上がり始めたかに見えたイチローにも元気がない。元同僚ガルシアの緩急をつけた配球にタイミングが合わず、４打席で出塁もなかった。芯を外され、ファウルも含めて強い当たりが出なかった。（共同）