由伸　手術後第１号「うれしかった」

　【巨人８－２広島】巨人の高橋が７回、昨年の腰の手術後、初の本塁打を放った。

　それまでの３打席はすべて三振。「全然タイミングが合っていなかった」と言う。だが７回の打席ではそんなことを感じさせないスイングで、低めのスライダーを右翼席へ打ち込んだ。「うれしかった。１本出るのと出ないのは違うね」と一昨年の９月２３日以来の感触を楽しんだ。
　原監督にとっても待望の一発。打率はまだ２割４分だが「これをきっかけに、ガンガン打ってほしい」と期待を寄せた。