松井、勝利“呼ん打”迫ったダブル“あと3”

[ 2010年4月25日 06:00 ]

同点の八回、右前打を放つ松井

 【エンゼルス6-4ヤンキース】エンゼルス・松井がこの日唯一のヒットで勝利を呼び込んだ。

 同点の8回、先頭でチェンバレンから「甘い球だけ待ち、力負けしないように意識していた」と右前打。代走を送られベンチに退いたが、続くモラレスが決勝アーチを放った。3回無死一、三塁の好機には二ゴロ併殺。三塁走者が生還しながらも打点は付かず、日米通算1500打点に残り3のままだが、メジャー通算1000安打には同じく3と迫った。24、25日の古巣ヤ軍戦でのダブル記録達成も視野に入った。試合後には巨人時代の同僚であるメッツ・高橋がメジャー初勝利を挙げたとの一報が届き「彼は逆境の中でスタートした。それがいいように出ているのかもしれない」と自分のことのように喜んでいた。

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2010年4月25日のニュース