セCS前哨戦!ヤクルト逆転で竜を飲む

[ 2009年10月11日 18:00 ]

7回、逆転2ランを放ち、ナインに迎えられるヤクルトのデントナ

 【ヤクルト4―3中日】セ・リーグ3位のヤクルトが、神宮に同2位の中日を迎え討つ11日のナイター。セのクライマックス・シリーズ第1Sの前哨戦となるカード。手の内隠しか、堂々対決か…ヤクルトの先発投手はプロ初登板の2年目・山本斉と発表された。一方、中日は今や左のエース格、チェンだ。

 試合は0―0のまま4回裏から中日マウンドには吉見が立った。ここまで16勝で勝てば単独トップの17勝に達する。
 中日打線は6回に山本を捕らえる。先頭の井端が二塁打。荒木が送り、森野が右へ先制の適時打。続くブランコが左翼スタンドへ39号2ランを叩き込んだ。
 ヤクルトはその裏1死二、三塁のチャンスをつくったが、鬼崎の適時打の1点だけに終わった。7回には山井から畠山の犠飛で1点、デントナの21号2ランで逆転に成功。この時点で吉見の17勝が消滅。また、この本塁打のフェアを巡り長時間抗議を続けた中日・落合監督が退場。森繁コーチが代わりに指揮を執った。
 ヤクルト8回のマウンドは松岡が3人で仕留め、9回は押本。3人目の打者・代打立浪を二飛に打ち取るとチーム5連勝でフィニッシュ。2番手の松岡に6勝目、押本は今季初セーブとなった。中日は山井が不安定が響いた。

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2009年10月11日のニュース