ヤクルト“救世主”隠し!中日戦は「試したい選手」で

[ 2009年10月11日 06:00 ]

 ヤクルトは、11日にCS第1ステージで対戦する中日と直接対決。当初先発予定だった高木ではなく、高卒2年目の山本をプロ初登板させることになった。

 歓喜の初CS進出決定から一夜。「残りの2試合は疲れがある選手は使わない。試したい選手もいるので」と伊藤投手コーチ。CS第1、2戦は今季中日から3勝ずつ挙げている館山、石川の先発が確実で、3戦目までもつれ込んだ場合は高木の先発が濃厚。そこで今回は後半戦で救世主的な存在となった右腕を隠して臨むことになった。
 また同コーチは16勝で中日・吉見と並ぶ館山も、残り2試合は白星のために中継ぎなどで無理をさせない方針を示唆。タイトルよりもCS突破を強調していた。

 ≪重圧から解放!青木5年連続3割に意欲≫CS進出の重圧から解放されたヤクルトの青木が、5年連続3割に意欲を見せた。全体練習は休日だったが、神宮球場クラブハウスに姿を見せて調整。現在、残り2試合で打率は・303。6打数無安打でも大台はクリアできるが、仮に1安打でも出れば9打数1安打でもキープできる。「3割は達成したいと思ってやっている。試合には出続けたい」としてフル出場する意向を口にしていた。

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2009年10月11日のニュース