吉見トップタイ14勝!中日3年ぶり阪神戦勝ち越し

[ 2009年9月10日 18:17 ]

笑顔で救援の岩瀬を迎える14勝目を挙げた中日の吉見(右)

 【中日4―2阪神】クライマックス・シリーズ(CS)進出へ、セ3位のヤクルトに1・5差まで迫った阪神。前夜快勝の勢いで中日に連勝を狙うが、先発の久保が1回1死一、三塁からブランコに左前適時打を許し先制された。

 阪神は2回、金本が2塁打、新井が左前打で築いた無死一、三塁に、続く葛城が内野ゴロ。併殺打となったが、金本がホームに還り同点とした。
 4回、中日が勝ち越す。2死となったが、谷繁が久保からバックスクリーンに8号ソロを叩き込んだ。
 阪神は5回、1死一、三塁のチャンスに金本がホームランか、という大きな右犠飛で追いついた。
 しかし7回、前の回からマウンドに上がっているアッチソンが井端に適時打を打たれ、中日に勝ち越しを許した。
 中日は9回に荒木の適時打で大きな1点をもぎ取った。その裏は当然の“岩瀬締め”。接戦を制して3年ぶりの阪神戦勝ち越しを決めた。粘り強く投げた吉見が7回2失点でリーグトップに並ぶ14勝目をつかみ取った。
 負けた阪神は8カードぶりに負け越しとなった。

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2009年9月10日のニュース