インフル“タナボタ”で中田翔が1急昇格

[ 2009年8月20日 06:00 ]

1軍に昇格した中田翔は新千歳空港に到着し、カートで荷物を運ぶ

 イースタン記録の27本塁打に“王手”をかけていた2年目・中田翔内野手(20)が1軍に緊急昇格した。この日朝、旭川へ合流することを命じられたが、試合中止を受けて札幌入り。「自分が活躍してチームを救えればいいが、まずは自分のできることをやるだけ」と静かに語った。

 インフルエンザ禍による“タナボタ昇格”とはいえ、中田にとっては1軍定着をアピールする絶好のチャンス。「調子は2軍の成績を見ていただいた通りです」と26本塁打、88打点の2冠王を独走している成績に自信を見せる。離脱した小谷野、二岡、スレッジは一塁とDHも兼ねており、中田には代役としての期待が大きい。「きょう(19日)は先発で使うつもりだった」と梨田監督。20日の楽天戦は5月23日・ヤクルト戦(札幌ドーム)以来のスタメンが確実だ。

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2009年8月20日のニュース