仕留められた球をガツン!イチロー、弾丸ライナーでお返し

[ 2009年8月20日 10:24 ]

タイガース戦の5回、右越えに2点本塁打を放つマリナーズのイチロー

 弾丸ライナーがあっという間に右翼席へ飛び込んだ。マリナーズのイチローが3打席目に8号2ラン。1―0の五回2死一塁からの初球、154キロの真ん中高め直球を思い切りよく振り抜いた。

 マウンドにはリーグを代表する本格派バーランダーがいた。1、2打席目は長身右腕の真っすぐに押され気味。1打席目は外角高めを追いかけて空振り三振、2打席目は左飛に倒れていたが、すぐに借りを返すところがさすがだ。相手が最も自信を持っているボールを仕留める、というところもイチローらしかった。
 この1本で通算33度目の2けた試合連続安打とした。八回の第4打席でも内野安打を放ち、5試合連続の複数安打。メジャー通算2千安打まであと「14」、史上初の9年連続200安打まで19本だ。8月はこの試合を含めて13試合。今季はここまで1試合平均約1・6安打を放っており、今月中の快挙達成も十分現実味を帯びてきた。

続きを表示

2009年8月20日のニュース