阪神も熱視線 大型遊撃手“監督命令”でサイクル

[ 2009年7月16日 06:00 ]

 【大阪・関大一23―0東商】ドラフト候補の遊撃・西田哲がサイクル安打を達成した。初回の第1打席で高校通算37号となる3ランを放ち勢いに乗ると三塁打に右前打。そして「二塁打を打ってこい」と瀬野監督から言われて打席に向かった4回の第4打席で、狙い通りに中堅後方へ二塁打だ。「サイクルは初めてです。夏の初戦でいいスタートが切れました」。この日は10球団22人のスカウトがネット裏から目を光らせていた。5人態勢を敷いた阪神の畑山スカウトは「注目される中でサイクルとは。何か持っている」。うなぎ上りの評価とともに、阪神・久保を擁した98年夏以来、11年ぶりの頂点を目指す。

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2009年7月16日のニュース