日本11回サヨナラ!2大会連続16度目のV!

[ 2009年7月16日 18:22 ]

米国にサヨナラ勝ちし、喜ぶ日本ナイン

 日米大学野球選手権は16日、神宮球場で最終第5戦を行い、日本は第2戦で勝ち投手となった斎藤佑樹(早大)が先発した。米国の先発は第1戦で先発した速球派右腕のコール。

 2連覇と国内開催13連覇を目指す日本は15日の第4戦で打線が11安打を放ち、8―3で快勝。対戦成績を2勝2敗とし、最終戦に臨んだ。
 しかし、第2戦で好投を見せた斎藤佑だったが、この日は4回途中までで被安打4の4失点。2―4としたところで早々とマウンドを降り、大石(早大)と交代した。
 日本は5回裏に反撃。3四死球に亀谷(法大)、伊志嶺(東海大)の2本のヒットを絡め2点を奪い、4―4と追いついた。
 その後、6、7、8回と両軍投手が踏ん張ったが、9回表、米国がいきなり連打で一、二塁と日本のピンチに。続く打者の送りバントの打球を菅野(東海大)が三塁へ悪送球し1点を献上。さらにタイムリーなどで2点を奪われ、4―7と勝ち越された。
 9回裏、日本は執念を見せ2死一、二塁に3番・加藤(九州国際大)がタイムリー三塁打で1点差に。続く4番・中原(亜大)が期待に応え右中間へ同点の二塁打を放ち、試合は延長戦に突入した。
 幕切れは11回裏にやって来た。日本が2死三塁のチャンスを築くと、9回に2点三塁打を放っている加藤が遊ゴロ。それを米の遊撃手がエラー。決勝の1点が日本に転がり込み8―7でサヨナラ勝ち。通算3勝2敗で2大会連続16度目の優勝を果たした。

米002 200 003 00|7
日200 020 003 01x|8
(米)コール、ペピトーン、ベティス、グレイ ―グランダル
(日)斎藤、大石、菅野、乾、野村 ―佐藤、小池

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2009年7月16日のニュース