「真夏の祭典」有る意味、主役はオバマ大統領でした

[ 2009年7月16日 06:00 ]

始球式に登場したオバマ大統領にスタンドは大歓声

 【ア・リーグ4―3ナ・リーグ】「真夏の祭典」の主役はオバマ大統領だった。球場入り口に金属探知器、液体類は持ち込み禁止の厳戒態勢の中、夫人から「よく似合ってかわいい」とお墨付きを得た大ファンのホワイトソックスのジャケットにジーンズというカジュアルな格好で始球式に登場。捕手役を務めたプホルスのミットにボールが収まると大歓声が起こった。

 現職大統領としては62年のケネディ、70年のニクソン、76年のフォード以来4度目となる球宴での始球式登場。自身は上院議員だった05年ア・リーグ優勝決定シリーズ以来となる投球に「きのうもホワイトハウスで練習した」と満足げだった。
 始球式前には両リーグのクラブハウスを訪問した。同じハワイ出身のビクトリノからはマカデミアナッツをもらい笑顔。4回には球場を後にしたが、テレビ局の放送ブースにもゲスト参加するなど久々の野球観戦を満喫してきた。

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2009年7月16日のニュース