ヤクルト プロ野球新の11打数連続安打

[ 2009年6月14日 15:29 ]

5回ヤクルト1死、ガイエルが右越えにこの回チーム10打数連続安打となる満塁本塁打を放つ

 京セラドームで行われたオリックス―ヤクルト戦で、ヤクルトがプロ野球新記録の猛打を爆発させた。

 2-2で迎えた5回の攻撃。3番青木の中前打から始まって、ガイエル中前打、代打飯原左前打、宮本投手内野安打、デントナ左前打、相川左前打、川島慶左前打、武内一塁内野安打、田中浩中前打と9打席連続安打のプロ野球タイ記録。青木の四球をはさんだあと、ガイエル右越え本塁打、そして飯原が中越え二塁打と11打数連続安打のプロ野球新記録だ。
 ロッテが11日の広島戦1イニング15得点のプロ野球記録を達成した際、10打数連続安打のタイ記録をマークしたばかり。それからわずか3日後にヤクルトが新記録に塗り替えてみせた。この回のスコアボードには大量10点が刻まれ、12-2の大量リードとなった。
 だが、試合はその後壮絶な打撃戦となった。ヤクルトは6、7回にも1点ずつを加えて計14点。一方のオリックスも反撃し、7回に5点、9回にも2点を挙げ10-14に。なおも2死満塁で代打日高、一発出れば同点という場面にまで迫ったが、日高はニゴロに倒れてゲームセット。
 
 ヤクルトは先発全員安打で今季最多の20安打、14得点。貯金は5年ぶりに10となった。しかし、中継ぎ陣が崩れ、高田監督は「14点取って林昌勇を出さないといけないのはひどいね」。3連勝にも表情は険しかった。

続きを表示

2009年6月14日のニュース