ソフトバンク終盤に逆転、巨人アレレ3連敗

[ 2009年6月14日 18:26 ]

巨人戦で完投したソフトバンク・杉内=ヤフードーム

 【ソフトバンク5―1巨人】巨人は1回表、ソフトバンクの先発・杉内の立ち上がりを1死満塁と攻め、谷の押し出し死球で幸先よく1点を先制した。しかしその後は亀井、阿部が連続三振に倒れ、最少得点止まり。

 ソフトバンクは3回裏2死二塁から本多が右前打を放ったが、巨人・亀井の好返球で二走・長谷川が本塁憤死。東野から得点を奪えない。
 初回こそ独り相撲の杉内だが、2回から5回まではいずれも3者凡退で巨人に追加点を許さない。6、7回はともに走者を背負いながら後続を断った。
 巨人の先発・東野も粘りの投球を展開。6回には先頭の田上に左中間二塁打を浴びるなど1死三塁のピンチを招いたが、川崎を浅い中飛、オーティズを遊ゴロに打ち取り、無失点をキープした。
 ソフトバンクは7回にチャンスを迎えた。1死から小久保四球、多村中前打で一、二塁とし、2番手の山口から長谷川が死球を受け満塁に。ここで前夜のヒーロー松田が一、二塁間を破って試合を1―1の振り出しに戻した。続く田上の遊ゴロの間に三走・多村が還り逆転に成功。8回には4番手のM・中村の乱調に付け込んでオーティズの左中間ソロ、多村の左翼線適時二塁打、田上の左前タイムリーとたたみかけて3点を追加した。
 結局2回から立ち直った杉内が1失点完投で6勝目。2年連続交流戦優勝に前進した。継投に失敗した巨人は3連敗。

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2009年6月14日のニュース