イチロー 2安打で42試合連続出塁

[ 2009年6月14日 11:19 ]

ロッキーズ戦の5回、内野安打を放ち42試合連続出塁としたマリナーズ・イチロー

 米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は13日、デンバーで行われたロッキーズ戦に「1番・右翼」で先発出場。

 5回の第3打席に遊撃への内野安打を放ち、自己記録を更新中の連続試合出塁を「42」と伸ばした。これで7試合連続安打。1、3回の第1、2打席とも二ゴロ、7回の第4打席は投前へのバント安打、9回の第5打席は左飛で5打数2安打。打率を3割5分7厘にまで上げた。
 マリナーズは5回に1-1の同点に追いつき、2点を追う8回にも再び同点としたが、中継ぎ陣がピリッとせず3-5で敗れた。

 イチローが7回に右中間への飛球を背走好捕した。高地にあり打球がよく飛ぶとされるクアーズ・フィールド。さらに悪天候で2日続けて試合前練習ができずに臨んでの好守だった。
 「(打球が)伸びてくる、というよりは落ちてこない感じ。アリゾナに近い。あれはギリギリだった」。慣れない環境での難しいプレーを、そつなくこなしたところが8年連続ゴールドグラブ獲得の実力か。
 7回は投前バントで今季85本目の安打。安打数で初めてリーグ単独首位に立った。チームは拙守、拙攻の連続で敗れたがイチローは渋い働き。

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2009年6月14日のニュース