西武―広島は延長でも取り合いドロー

[ 2009年6月14日 13:47 ]

 プロ野球交流戦はデーゲームで5試合が行われ、西武ドームでは西武―広島が午後1時にプレーボール。

 西武は今季7勝1敗の岸が先発。昨年から6連勝中と相性のいい本拠地西武ドームで勝てば、ハーラートップの楽天田中、日本ハムダルビッシュと並ぶ8勝目となる。一方、広島の先発は今季4勝5敗の前田健。
 広島は1回、1死一、二塁の好機を築くも、栗原、マクレーンが連続三振に倒れて得点ならず。
 西武も2回に2死一、二塁としたが、走者GG佐藤がけん制死して得点のチャンスをつぶした。
 広島は4回、喜田剛が岸から右越えの今季1号ソロ1点を先制した。
 1点を追う西武は6回、1死満塁と前田健を攻め、4番中村が左前に2点適時打。2-1と逆転した。
 西武は7回にも銀仁朗の適時打で1点を加え3-1とリードを広げた。岸は7回を4安打1失点の好投で降板。このまま逃げ切るのが西武の勝ちパターンだった。
 しかし8回、広島は梵の安打と赤松の四球などで2死一、三塁とすると5番のマクレーンが中越えの2点二塁打。古巣相手に燃えた助っ人の一撃で3-3の同点に追いついた。
 試合は延長戦に入り、広島は10回に代打末永の適時打で1点を勝ち越し。西武もその裏、石井義の左前適時打で4-4に追いついた。そのまま延長12回、規定により引き分けた。
 

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2009年6月14日のニュース