黒田5失点で2敗目「広島思い出した…」

[ 2009年6月14日 06:00 ]

 【ドジャース0―6レンジャーズ】ドジャースの黒田が2敗目を喫した。メジャー屈指の破壊力を誇るレンジャーズ打線と初対決。2回まで4三振を奪う快調な滑り出しながら、3回に一塁手の失策などで2失点。「粘り強く、味方が点を取ってくれるまでは」と踏ん張ったが、5回1/3を8安打5失点でマウンドを降りた。

 試合開始時の気温は33度。湿度も高く「凄く暑くて広島を思い出した」とびっしょり汗をかいた。強力打線相手に細心の注意を払い、コーナーを突くことで球数も増えた。失点した3、6回は先頭打者に対してボールが先行。不利なカウントとして長打を食らった。6回はブレーロックに昨年9月3日以来の本塁打を喫して、1死後に連打を浴びて降板。「もうひと踏ん張りできなかった。6、7回は投げたかった」と悔しがった。
 復帰後3試合で防御率は3・31。16回1/3を投げたが、その間の味方の援護はソロによる1点だけ。トーリ監督は「打線が点を取ってあげられなかった。援護がないと、投手に余計なプレッシャーがかかる」と黒田をかばった。次回17日、アスレチックス戦で無念を晴らすしかない。

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2009年6月14日のニュース