2年ぶりの先発・大家好投も…

[ 2009年6月14日 08:49 ]

カージナルス戦に先発し、7回7安打2失点のインディアンス・大家

 インディアンスの大家友和投手は13日、クリーブランドでのカージナルス戦に先発し7回を投げ、7安打2三振2失点で1敗目(0勝)を喫した。チームは1―3で敗れた。

 3回まで1安打とまずまずの立ち上がりをみせた大家だったが、4回1死で3番ブホルスに左越え本塁打を浴びて先制点を許した。
 直後に味方が同点としたが、6回にもプホルスに勝ち越しの本塁打を打たれ、7回96球で降板した。

 2年ぶりの先発で見せたのは、ベテランらしい落ち着きと武器の制球力だった。敗戦投手にはなったが、インディアンスのウェッジ監督は「最高の仕事をしてくれた」と大家の好投をたたえた。
 ブルージェイズ在籍時の2007年6月6日以来の先発。それでも「テンポ良く投げられた。(マイナーで)やっていた通りに入っていけた」とストライクを先行させ、ブランクを全く感じさせなかった。
 最速146キロの速球に変化球を織り交ぜ、無四球。強打のプホルスに2打席連続本塁打を許したが、7回で許したのはその2点だけだった。
 「メジャーで仕事があること自体がありがたい」と話す一方で「先発できなくなるということは仕事がなくなるということ」と先発投手の自負も口にする。大リーグ173度目の先発で、変わらぬ姿を示した。

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2009年6月14日のニュース