稲葉 涙のお立ち台翌日は笑顔の1発

[ 2009年5月5日 06:00 ]

<ロッテ・日本ハム>6回表1死から右越えソロの稲葉篤紀を迎える日本ハムベンチ。梨田昌孝監督も満足そう

 【日本ハム10-7ロッテ】日本ハムが、両軍合計26安打の乱打戦を制し3連勝。すべて延長戦となった1日からの西武3連戦と合わせ、4日間で計16時間41分を戦った梨田監督は「延長より長く感じたよ。打線がよくつながってくれた」と安どの表情を浮かべた。

 西武3連戦で救援投手を延べ12人をつぎ込み、この日も6投手で7失点と安定しない投手陣を、好調な打線が3戦連続2ケタとなる12安打10得点で援護した。6回には3日の西武戦でサヨナラアーチを放ち、お立ち台で涙を見せた稲葉が2戦連発の右越え5号ソロを放った。「なんとか投手を助けたいと思った。きのう打って泣いて、吹っ切れた」と会心の一発に笑顔。3安打2打点の小谷野も「先発が苦しくても、流れをつくろうと(みんなで)一致している」とチーム一丸の勝利に胸を張った。

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2009年5月5日のニュース