イチローが最後の打者に…マリナーズあと一歩

[ 2009年5月5日 11:26 ]

レンジャーズ戦の9回裏2死一、二塁の場面で中飛に倒れ、悔しそうな表情のマリナーズのイチロー

 米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は4日、シアトルでのレンジャーズ戦に「1番・右翼」で出場、5打数1安打1打点だった。5回の第3打席で右越え三塁打を放った。第1打席は左飛、第2打席は二ゴロ。第4打席は2死一、三塁の好機に二ゴロに終わったが、併殺崩れの間に三走が生還し、打点1を記録。1点を追う9回2死一、二塁で回ってきた第5打席は中飛に倒れた。打率は2割9分8厘に下がった。

 城島健司捕手は「7番・捕手」で出場、第1打席は一ゴロに倒れたが、5回の第2打席で左翼線へ二塁打を放った。第3打席は遊ゴロ、打席も遊ゴロで4打数1安打。打率は2割4分3厘。
 マリナーズは今季ここまで4勝0敗のヘルナンデスが6回を投げて、2本塁打を含む6安打6失点と誤算。反撃もあと一歩及ばず、5―6で敗れた。

 ▼イチローの話 (1点差の9回2死一、二塁で中飛。ボールの下をこすってしまったか、の問いに)そうね。(相手にやられたという実感は)初球だからね。あるわけないでしょう。

 ▼城島の話 (6回、デービスに喫した勝ち越し2点本塁打に)外でカウントをとりたかったが、一番好きなところにいってしまった。(レンジャーズの打線は)もともといい。ホームランで決められているし、これがテキサス(の持ち味)という感じ。4点を追いついた直後に2点ではきつい。

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2009年5月5日のニュース