恵みの雨　日本ハム、コールド勝ちで４連勝

ロッテ戦に先発し、２勝目を挙げた日本ハム・八木

　【日本ハム２－０ロッテ】日本ハムが２回に奪った２点を守り、雨天コールドで４連勝。２回、スレッジが左翼ポール際に飛び込む８号ソロ本塁打で先制点を入れ、さらに２死三塁から金子の右前適時打でさらに１点を追加した。先発八木は毎回のように走者を背負いながらなんとかしのぎ、今季２勝目。ロッテは３回と５回の満塁の好機をつぶしたのが負けにつながり、３連敗。

　≪ロッテ、必然的な敗戦≫開始時から雨が降り、その後の予報も悪かった。いつもの試合にもまして、打線は先に点を奪い、先発は先に点を与えないことが求められていた。
　しかし、ロッテ打線は５回までに１０残塁の拙攻。小林宏は有利なカウントで一発を浴び、２死からも失点した。バレンタイン監督は「（勝つには）少しだけ足りなかった」と惜敗を強調したが、敗戦は必然ともいえる。これで首位とは７ゲーム差。上位争いからずるずると後退していく。