グラブたたきつけ…失投悔やむ東野

５回、横浜・村田（右）に逆転２ランを打たれた巨人先発の東野

　【巨人４－６横浜】巨人の東野は村田に逆転２ランを許した５回を終えて戻ると、ベンチにグラブをたたきつけて悔しさを表した。

　ＷＢＣで日本代表の４番を務めた村田を抑えよう、との思いが強すぎて無駄な力みが生まれた。外角を狙った直球が真ん中寄りに甘く入って痛恨の一発を浴びた。「ピンチの場面ほど、もっと冷静にならなくてはいけないのに…。本当に悔しい」と唇をかみしめた。
　イニングの合間に右腕を激励した原監督は「球数が多かった。制球のバランスが良くなかったんでしょう。反省して（次への）対策をしてほしい」と期待を込めた。