狙い通り…打たせて取る配球で完封 エースは東浜!

[ 2009年5月5日 15:15 ]

凄いぞ!昨春のセンバツV腕が2試合連続完封

 【亜大1―0国学院大】エースの証明となる1回戦の先発を、デビュー戦で完封した4月21日の2日後に告げられた。入学して間もない亜大の東浜は、その重圧を感じさせずに再び零封した。「完封は意識していません。チームが勝てばと思います」と淡々と話す口ぶりに、実績に裏打ちされた自信が垣間見えた。
 四死球は4を数えた。「スライダーが高めに浮いたり、ワンバウンドしたり。フォームが崩れて調子は良くなかった」そうだ。それでも4回の2死一、三塁、5回の1死二塁のピンチをあっさり飛球で切り抜けた。センバツ優勝投手は「ストレートを狙ってきたので、タイミングをずらす投球が目標でした」と、打たせて取る配球を実践して胸を張った。
 「調子が悪いなりに投げられたのが収穫です」とうれしそうだ。同じ感想の生田監督は新人の出来を褒めた上で「エースの存在です」と表現し、今後は1回戦で先発させる方針を明らかにした。

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2009年5月5日のニュース