阪神は奇策なし!真弓新監督“どっしり”

[ 2009年4月3日 06:00 ]

インタビューを受ける真弓明信監督

 今季から指揮を執る阪神・真弓監督が「開幕戦は特別だが、選手起用などに特別なものはない」とどっしり構えた。矢野が開幕に間に合わず新井は右腕痛。2年連続でオフに左ひざの手術をした金本も守備に関してはぶっつけ本番になるなど、就任当初に思い描いていた理想とは大きな差がある。それでも現有戦力で結果を求めるしかない。

 対戦するヤクルトの石川は開幕戦3戦全勝の“開幕男”。だが昨季は8試合で対戦して4勝3敗と勝ち越しており、指揮官は「今までもやってきているし、普通に戦えばいいだけ」と攻略に自信を見せた。前日練習では選手とキャッチボールをしたり、守備練習の手伝いをするなど自然体で開幕に備えた。「ロースコアになるんじゃないかな」。真弓新監督の勝利の青写真は完成している。

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2009年4月3日のニュース