涌井狙う！カーブで勝負“省エネ完投”だ

　２年連続開幕投手の西武・涌井は“省エネ完投”を目指す。ＷＢＣでは中継ぎ３試合で３回１／３、オープン戦登板も１試合のみ。スタミナ不足を考慮してか「球数を少なく、ストライク先行で。１００球から１１０球くらいで完投したい」と話した。昨季、９回に換算した場合の１試合平均球数は１５０球と多いが「ストライクゾーンで勝負する。カーブがキーポイントになる」と無駄なボールをなくす考えだ。昨季ロッテ戦は６試合に登板して２勝４敗、防御率６・１７。井口が加入して厚みが増した打線については「井口さんの前にランナーを出さなければいいこと」と言い切った。自身初の開幕白星で、連覇へ最高のスタートを切る。