日本野球機構 7億数千万円申告漏れ

[ 2008年6月18日 21:44 ]

 プロ野球を統括する社団法人「日本野球機構」(東京都)が東京国税局の税務調査を受け、2007年9月期までの4年間で7億数千万円の申告漏れを指摘されたことが18日分かった。

 追徴税額は過少申告加算税などを含め約2億8000万円に上り、同機構は「国税局とは見解の相違があるが、修正申告に応じた」としている。

 関係者によると、同機構は各球団が主催するペナントレースに審判員を派遣し、支出した人件費を収益事業の経費として申告していたが、国税局から経費計上を認められなかったという。

 同機構は野球振興を目的に各球団からの会費などで、野球規約の制定や審判員の編成などを行う公益法人。主催する日本シリーズやオールスター戦は収益事業となる。

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2008年6月18日のニュース