岡田監督 代打攻勢的中にニンマリ

[ 2008年6月18日 06:00 ]

<神・楽>8回小山(左)の暴投で三塁走者・高橋光が生還し佐藤球審に「セーフ!」のジェスチャー

 【阪神5-3楽天】阪神の岡田監督が、満を持して代打攻勢を仕掛けた。1点を勝ち越された直後の8回1死一塁から代打・桧山の左安打で一、二塁とするとさらに代打・高橋光をコール。「ストライクゾーンに来たら思い切りいこうと思っていた」。小山の151キロを振り切った打球は左翼手の頭上を越える逆転の二塁打となった。キャンプは2軍スタートで開幕1軍切符も逃した。それでも腐らず5月25日に1軍昇格。この日の殊勲打が今季5本目の安打だ。岡田監督は「いいところに、いい打者を残していた」と采配的中ににんまり。連敗を3で止めるベテランの一打で、阪神は交流戦優勝へ望みをつないだ。

 ≪JFK執念100勝≫JFKの3人が節目の数字に到達した。下柳の後を久保田が受け、同点の8回はウィリアムス。1点を勝ち越されたがその裏に打線が逆転。最後は藤川が締め、05年にJFKの形となって以来、3人が登板した試合の勝利数が100となった。「1、2点負けていても、久保田もウィリアムスも行こうと思っていた」と岡田監督。執念の継投策が実った。

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2008年6月18日のニュース