中日3連勝!小笠原 自己最多の7勝目

[ 2008年6月18日 20:54 ]

6回を2失点で7勝目を挙げた中日・小笠原

 【中3―2西】中日が継投で逃げ切り3連勝。小笠原は連打を許さない粘りの投球で6回を2失点、自己最多の7勝目。打線は2回に井上の適時打で同点とし、4回に押し出し四球と暴投で2点を勝ち越した。西武は4連敗。涌井が要所で自滅した。

 打線の状態が上向かない中日にとって、先発投手の働きは勝敗に直結する要素だ。小笠原は先制点を与え、本塁打も許しながらも、少ない援護の中で踏ん張って自己最多の7勝目を手にした。

 「走者を置いての一発だけは避けようと思った」。1回に早々と失点したが、3回2死一、三塁では先制打のG・G・佐藤を内角スクリューで空振り三振。五回に栗山の4号ソロを浴びたものの、傷口を最小限にとどめた6回2失点の粘投に、落合監督は「あそこ(最少失点)で止めといてくれれば勝ちは拾える。7、8、9回はピッチャーがいるわけだから」と満足感を示した。

 9年目で初の7勝について、左腕は「それはそれでうれしいけど、これからの方が大事」。昨季は8月以降5連敗してレギュラーシーズンを終えただけに、浮かれた様子はなかった。

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2008年6月18日のニュース