斎藤が1回ピシャリ、9セーブ目挙げる

[ 2008年6月18日 11:37 ]

レッズ戦の9回から登板、1回を1安打無失点で9セーブ目を挙げたドジャース・斎藤

 米大リーグ、ドジャースの斎藤隆投手は17日、シンシナティで行われたレッズ戦で3―1の9回から4番手で登板し、1回1安打2三振の無失点で9セーブ目(3勝2敗)を挙げた。

 ≪久々のセーブ機会で好投≫自分の投球で勝利を決める喜びは格別だった。ドジャースの守護神、斎藤隆投手が17日、約1カ月ぶりのセーブ。チームの連敗も5で止まった。
 3―1の9回に登板。先頭打者に左前打され、その後何度もプレートを外した。「迷った。セーブの付く場面が久々だったし、一つの勝ちがすごく重くのしかかっているので」と重圧もあった様子。それでも捕手マーティンの「悩むな」という一言で吹っ切れた。ずっとセーブ機会が無く「言うことはなかったけど、もちろん(気になっていた)」という思いも晴らすように、試合終了と同時に力強く拳を握った。
 黒田がこの日、右肩違和感でチームを離れた。「できるだけ症状が軽いことを祈るだけ。特に体のことに関して、ずっとつらい状況だったのかな」と気遣った。先発ペニーも故障者リスト入りし、投手の台所事情は苦しい。斎藤の働きがより重要になるが、頼れる右腕は「連投は全然嫌じゃない。これで乗っていけたらいい」とフル回転する覚悟だ。(共同)

続きを表示

2008年6月18日のニュース