黒田、右肩違和感で精密検査へ

[ 2008年6月18日 08:22 ]

 米大リーグ、ドジャースの黒田博樹投手が右肩の違和感のため、先発予定だった18日のレッズ戦の登板を回避することが17日、決まった。18日に磁気共鳴画像装置(MRI)による検査をロサンゼルス市内で受ける。

 黒田は試合前にロッカールームに姿を現したが、トーリ監督との話し合いの後、球場からロサンゼルスへ戻った。黒田は「右肩が思うように動かない感じがあった。今回も投げられると思うが、監督に今日呼ばれて、シーズンは長いし、これから頑張らないといけないので今回は見送る、と言われた」と話した。
 トーリ監督は「可能なら、土曜日(21日)に先発させる」と話した。

 ≪厳しい表情の黒田≫ドジャースのクラブハウスが報道陣に開放された時、黒田は厳しい表情で、自分のロッカーの前に座っていた。監督との話し合いを終えても表情は変わらない。
 私服に着替え、斎藤にあいさつをしてから球場を後にした。試合開始3時間前のこと。日本時代にひじの違和感で約1カ月半、戦列を離れたことはあるが肩の違和感は初めてだった。
 「こっちに来てみないと分からないことがたくさんある。体は正直しんどい」と話していたように、中4日など慣れない間隔での登板の影響もあっただろう。黒田は「チームに迷惑をかけて申し訳ない」と話した。(共同)

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2008年6月18日のニュース