松井秀2安打1打点 また打率上げる

[ 2008年6月5日 09:29 ]

ブルージェイズ戦の2回、中前打を放つヤンキース・松井秀

 米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は4日、ニューヨークで行われたブルージェイズ戦に「5番・DH」で先発出場。2回の第1打席で中前打、7回の第4打席ではダメ押しとなる中前タイムリーを放った。4回の第2打席は投ゴロ、5回の第3打席は敬遠四球。

 この日は結局3打数2安打1打点、打率を3割3分2厘から3割3分7厘に上げ、ア・リーグの首位打者をキープしている。
 試合はヤンキースが5-1で快勝した。

 ≪カウントに応じた打撃≫3球で追い込まれた。ただ、そこからは簡単でない。カットボールを見送り、ファウルし、外の速球を見送り、7球目のカットボールをセンター前に打ち返した。二回、ヤンキースの松井秀が第1打席で安打を放った。「カウントによってあまり変わらない打者もいるだろうけど、僕は変化がある。追い込まれる過程で球筋を見ているわけだし」と追い込まれてからの対応を説明する。ブルージェイズのリッチが武器とするカットボールをとらえるまでに、同じ球種を4球投げさせていた。
 7回1死二塁では、左腕ダウンズの外角球を中前に適時打した。ここ13試合のうち12試合で安打を放ち、うち8試合が複数安打。打率リーグ首位で迎えた試合で、また数字を5厘上げた。(共同)

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2008年6月5日のニュース