苦肉のオーダー入れ替えも…楽天打線沈黙

[ 2008年6月5日 06:00 ]

<楽・神>思い通りにいかない展開に楽天・野村監督の表情も渋い

 【楽天2-5阪神】前夜に14安打11点を奪った楽天打線が一転して沈黙。8安打を放ちながら得点は5回の鉄平の2ランのみと決定打を欠いた。前日の試合で渡辺直と高須の1、2番コンビが負傷。オーダーの大幅入れ替えを余儀なくされた野村監督は「オーダーが変わってなかなかリズムをつくりにくかったと思うよ。特にリックは(渡辺直の代わりに)慣れない1番だったからな」とぼやいた。

 阪神の中継ぎトリオ「JFK」を警戒して6回までに勝負を決めたいところだったが、先発・永井が5回に金本に3ランを浴びるなど持ちこたえられずに5回で降板。計算はもろくも崩れ「上園にちょっとノータッチすぎた。断トツのセ・リーグ首位にいる阪神の3リリーフから点を取るのは難しいからな」と肩を落とした。日本ハムとソフトバンクが敗れて交流戦首位タイでのターンは決まったが、球団新の貯金5は、またもお預けとなった。

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2008年6月5日のニュース