ダル2敗目…防御率で首位陥落

[ 2008年6月5日 06:00 ]

<日・広>2回2死二、三塁 赤松の左翼越えの先制2点二塁打で失点のダルビッシュはがっかり

 【日本ハム2-3広島】序盤の3失点が大きく響き、日本ハムのエース・ダルビッシュが5月7日の西武戦(西武ドーム)以来の黒星となる2敗目。防御率は1・81となり西武・帆足にトップの座を明け渡した。

 2回に3安打を集中され2点を失うと、3回にも内野安打で失点。「打たれた球も悪くはなかった。自分の球を投げることができていた。元に戻っていると思います」とその後は調子を取り戻したが、打線が15三振を喫するなど援護に恵まれなかった。9回には栗原の打球が右腰付近を直撃し、周囲をヒヤリとさせる場面も。「大丈夫、大丈夫」と軽傷を強調し今季5度目の完投を果たしたが、森本、高橋ら主力がケガで離脱している状況だけに吉井投手コーチは「痛みは本人にしか分からない。次の登板はまだ決めていない」と心配そうな表情だった。

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2008年6月5日のニュース