急きょ先発…新人・桑原一発に泣く

[ 2008年6月5日 06:00 ]

 【横浜1-2西武】戦列を離れた横浜のエース三浦に代わって、急きょプロ初先発となったルーキー桑原謙が一発に泣いた。3回、四球の後の初球をブラゼルに痛恨の被弾。5回をこの2失点に抑えたが「コントロールが悪すぎた。自分の力不足」と反省した。それでも大矢監督は「内容はともかく一発だけに食い止めたから。今後はローテーションにも入ってくる」。拙攻で今季最多の借金22となる中で唯一の収穫に挙げていた。

 ≪三浦 右肩の張りで登録抹消≫横浜のエース三浦大輔投手(34)が4日、右肩の張りのため出場選手登録を抹消された。5月28日のソフトバンク戦(大分)に登板後、右肩の張りが取れない状態が続いており、前日の試合後に大矢監督が三浦本人と話し合って決断。升永チーフトレーナーは「痛めたわけではないが、疲労が取りきれない」と説明した。今後は遠征以外はチームに帯同して調整を続ける方針で、この日先発予定だった三浦は「無念です。迷惑かけるが、最短(10日間)で戻って取り返したい」と話した。

続きを表示

2008年6月5日のニュース