北山好投!将来は中田とプロで対戦?

[ 2008年6月5日 06:00 ]

 東京六大学野球リーグの春季新人戦第1日は4日、神宮球場で1回戦2試合を行い、立大が5―0で東大に快勝、法大は5―1で慶大を下した。5日の準決勝は法大―早大、明大―立大の顔合わせで行われる。

 法大は、右横手の1年生右腕・北山がカーブ、シンカーを武器に慶大打線を7回4安打1失点に抑えた。大阪・履正社1年夏の府大会準決勝では大阪桐蔭の中田(日本ハム)に「彼の公式戦第1号を献上した」。3年夏の5回戦では先発で投げ合ったが7回コールドで敗れた。5月26日、中田が神宮球場に観戦に訪れた際は「オレは6月に1軍に上がる。おまえも頑張れ」と激励を受けたそうで「将来はプロで中田と対戦できれば」と夢を語った。

 <東大 2年・白鶴2人ピシャリ>8回に3番手で2年生・白鶴(しらつる)が登板。打者2人を抑えた。中学時代は柔道部。福岡・福岡大大濠で「投手をやってみたい」と軟式野球を始めた異色の右腕だ。現役で文3に合格、1年間は体力づくりに専念した。早大の152キロ腕、大石は高校時代の同級生だが「部が違うから話したことはない」。最速は124キロ止まりだったが、念願の神宮のマウンドに立った白鶴は「リーグ戦に先発して勝てるようになりたい」と今後の目標を力強く語った。

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2008年6月5日のニュース