松井稼、田口とも無安打 フ軍が勝つ

[ 2008年5月23日 13:04 ]

 米大リーグ、アストロズの松井稼頭央内野手は22日、ヒューストンで行われたフィリーズ戦に「2番・二塁」で出場し、5打数無安打。内容は二直、中飛、左飛、遊ゴロ、三ゴロで打率2割8分2厘。

 フィリーズの田口壮外野手は8回から左翼を守り、1打数無安打。内容は遊ゴロ。
 フィリーズが7―5で勝った。

 ≪無安打にも表情曇らず≫アストロズの松井稼は5試合ぶりの無安打。フィリーズの先発、ケンドリックの変化球に「(ポイントの)前で打たされた感じ」。自分のタイミングでバットを振らせてもらえなかったという。
 第2打席では中堅へライナー性のいい当たりを放ったが、好守に阻まれた。「こういう日もある。反省するところはしている。また明日」。ここ最近は打撃好調ということもあり、表情が曇ることはなく、すぐに気持ちを切り替えた。
 ≪反省の遊ゴロ≫8回から途中出場したフィリーズの田口は、9回に回ってきた打席で遊ゴロに終わった。
 追加点が欲しい無死一塁。状況を考えて初球の甘い球を見逃し、結果として難しい外角のスライダーをひっかけた。「いいところだからしょうがない。あのスライダーに対して(ファウルで)粘れるようになれば良くなる」と反省した。
 打席数が限られていることもあり、4月25日から安打が出ていないが、調子は上向いているという。「打撃練習で自分のスイングを崩さないようにしている」と話した。(共同)

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2008年5月23日のニュース