多田野“秘密兵器”超遅球でウッズ斬る

[ 2008年5月23日 06:00 ]

 23日の中日戦(札幌ドーム)で先発が有力な日本ハムのルーキー多田野が米国仕込みの70キロ超スローボールでのウッズ斬りを予告した。相手の主砲は最近7試合で5発と絶好調だが「直球に合っていたらスローボールでいくかも。追い込めば多少ボールでも振ってくれますから」と話した。

 多田野の超スローボールはインディアンス時代も有名だった。04年9月2日ヤンキース戦ではA・ロドリゲスを推定70キロの山なりボールで三ゴロに仕留めた。日本でも90キロ台の遅球を投げたが、さらに遅い秘密兵器の封印を解く。コンビを組む鶴岡も「普通に投げたら打たれるので考えていく」とその気十分だった。
 チームにとっては昨年の日本シリーズの借りを返す舞台となる。梨田監督も「選手にとってシリーズの続きという思いはあるはず」と奮起に期待した。

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2008年5月23日のニュース