「PL対決」3回戦は松井稼が制す

[ 2008年5月23日 06:00 ]

カブス戦の9回、最終打者の内野フライを捕球した一塁手バークマン(右)と笑顔で拳を合わせるアストロズの松井稼

 【アストロズ5―3カブス】ともに2番で出場した「PL学園対決」第3Rを制したのは、先輩のアストロズ・松井稼だった。最大の見せ場は3点ビハインドで迎えた3回無死一塁。直球を詰まりながらも中前へ運び、一挙4点の逆転劇を演出し「詰まったけどいいところに落ちてくれた」と笑顔を見せた。また6回には今季11個目の盗塁に成功。1安打2四球と4打席中3度出塁しての勝利にご機嫌で、試合後は会見に乱入してきた守護神バルベルデを「きょうも頑張ったね、あなた」と軽くいなしていた。

 一方のカブス・福留はソリアーノが休養日のため、4月11日以来今季2度目の2番で出場。初回に四球を選んでリーの先制2ランを呼び込んだが、その後3打席は凡退し「試合は最後まで分からないということでしょう」と逆転負けに仏頂面だった。

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2008年5月23日のニュース