ダル開幕万全、予行戦で149キロ

[ 2008年3月13日 06:00 ]

<ヤクルト・日本ハム>1回裏無死満塁 ダルビッシュは、リグスに押し出しの四球を与えマウンドに座り込む

 【日本ハム1―2ヤクルト】開幕投手に指名されているダルビッシュがオープン戦ラスト登板。立ち上がりに制球を乱し初回に1点を失ったが、5回2/3を3安打1失点に抑え「最初はリズムに乗れなかったけど、途中から切れのある球を投げられた」と納得の表情を見せた。

 新しくなった神宮球場の柔らかいマウンドに苦しんだ。初回、先頭の川島慶に四球を与えるなどまさかの3四球。押し出しでの失点に「自分の感覚と合わなかった。足元の踏み出し部分がつるつる滑る感じがした。投げにくかった」。だが、引きずらないのがエース。2回以降はきっちりと立ち直り無失点。5回には「仕上がり具合のバロメーターにする」と話していた青木をチェンジアップで三振に仕留め「直球にも押されていたし、いいところに決まった」と自画自賛。梨田監督も「万全でしょう」と太鼓判を押した。
 表示が厳しいとされるスピードガンで最速は149キロ。「本当にカライですね。もうちょっと出ているかと思った」と苦笑いしたが、20日の開幕戦(対ロッテ)は本拠地札幌ドーム。「初回からバンバン行きます」とエースは万全の状態でマウンドに立つ。

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2008年3月13日のニュース