桑田 1回2四死球も無失点

[ 2008年3月13日 08:58 ]

ブルージェイズ戦の7回に登板し力投するパイレーツの桑田

 パイレーツの桑田真澄投手は12日、フロリダ州ダンイーデンで行われたブルージェイズ戦の1―2の7回に4番手で1回を投げ、無安打1三振2四死球で、3試合連続無失点にまとめた。チームは1―4で敗れた。

 桑田は、走者を許しながらも無失点で切り抜けた。先頭打者をカーブで三振させた。続く2人には四球と死球でピンチ。だが、次打者は内角のシュートで遊直の併殺に退けた。桑田は「三振を狙いにいって取れた。自信になる」。観客のどよめきを誘うほどのスローカーブは、明らかに打者のタイミングを外していた。
 3試合連続無失点と結果は出したが、この日は2四死球とコントロールが乱れた。中6日の登板に首脳陣は「普段のシャープさはなかった。(開幕メジャーの)チャンスはある」と話した。しかし、ベンチ入りする14日のレッズ戦も登板は未定。調整は難しいが「こういうことはシーズン中もある。何でもこなしていきたい」と話していた。(共同)

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2008年3月13日のニュース