松井秀 デーモン、ジアンビと競争

[ 2008年2月21日 06:00 ]

 ヤンキースの松井秀喜外野手(33)が20日(日本時間21日)、メジャー6年目のキャンプ初日を迎えた。球場入りした松井は「やっぱり少しは(気持ちが)違うね。毎年(特別な気持ちは)変わらない」と晴れやかな表情。午前10時からは全体ミーティングを行い、11時すぎにグラウンドへ飛び出した。

 巨人時代も含めプロ16年目で最も厳しい立場で迎えるキャンプだ。松井はデーモン、ジアンビと3人で左翼、DHの2つのポジションを奪い合う。この日はライバルのデーモンとキャッチボールを行ったが、19日に「3人の競争から漏れた者は放出するのか?」と地元記者に問われたジラルディ監督は「それはGMの仕事。自分はとにかく勝つためのチームづくりをしていく」と肯定も否定もしなかった。右ひざ手術からの復活を期す松井は結果を残せなければトレード放出も再燃しかねない。
 「やりたいことはまずまずできた。あとはひざの回復だけ」と松井。3・31開幕ブルージェイズ戦でスタメンとしてグラウンドに立つための戦いのゴングは鳴った。

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2008年2月21日のニュース