２試合連続４タコで中田スタメン落ちも

＜日本ハム・韓国ＬＧ＞５番ＤＨでの出場は４打数無安打に終わった中田

　日本ハムの怪物ルーキー・中田翔（１８＝大阪桐蔭）が２１日の練習試合・韓国ＳＫ戦で初めてスタメンを外れる可能性が高まった。２０日の韓国ＬＧ戦は「５番・ＤＨ」で先発出場したが、１７日の横浜戦に続く４打席無安打。７回の第５打席では代打を送られ、７試合目で初の途中交代も経験した。

　試合後、梨田監督は「タイミングが合ってない。迷いがあるのかも。疲れていないように見えるけど、ここまで結果が出ないのはそうかなと思ってしまう」と語った。１８日に同監督は疲労があると判断した時にはスタメンを外した上での代打起用を示唆していた。
　中田本人は「疲れはない」とした上で「打ち急いでボール球に手が出てしまう。ボールが見えなくなってきた。自分専用のビデオを買おうと思ったッス」と落胆。高校では不振時に自身の打撃フォームをビデオで見て修正してきたが、プロ入り初の不振に近日中にビデオカメラを購入し、自己分析を図ろうと考えている。韓国ＳＫ戦では１５４キロ左腕、金広鉉（キム・グァンヒョン）との真っ向勝負が期待されたが、微妙となった。