大嶺 地元キャンプで仕上がり順調

[ 2008年2月21日 06:00 ]

石垣島でのキャンプを打ち上げ、里崎選手会長(左下)の音頭で一本締めを行う大嶺(中央)とバレンタイン監督(右)らロッテナイン

 ロッテが20日、初めて実施した石垣島キャンプを打ち上げた。石垣出身の大嶺は地元ファンの後押しもあって順調な仕上がり。「地元でやって気が引き締まった。今年はしっかりやらないといけない」と意気込んだ。

 完全習得に取り組んだチェンジアップなど変化球の制球も安定。バレンタイン監督も「非常にいい成長を遂げてくれた」と絶賛するなど飛躍への足掛かりをつかんだ。首脳陣の期待は高く24日のオープン戦初戦、横浜戦(宜野湾)先発も内定。オープン戦開幕投手に大嶺は「もしそうなら結果を出したい」。
 大嶺のためのキャンプは成功したが、来年以降へ苦言も忘れない。地元ファンがサインを求める際に割り込むなどマナーが悪く「ルールは守ってほしい。自分はいいけど先輩を呼び捨てにするのもやめてほしい」。そこには開幕1軍へ心身ともスケールアップした南海の怪腕の姿があった。

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2008年2月21日のニュース