パウエル代理人が契約不成立を主張

[ 2008年2月21日 12:57 ]

 オリックスとソフトバンクとの間で契約問題が生じているパウエル投手の日本での代理人が21日、オリックスとの契約が成立していないことを主張する文書を報道各社に公表した。ほぼ同じ内容の意見書を、18日までにコミッショナー事務局とパ・リーグに提出しているという。

 代理人は、オリックスが契約成立の根拠としている統一契約書になされたパウエルのサインについて言及。オリックスからは、サインが必要な統一契約書の一部だけがファクスされてきただけで、契約内容の記載されている部分がなかったという。さらには、身体検査を受けた後に年俸の修正を要求されたことから、両者はまだ交渉中とみなされる、と主張している。
 また代理人は、パウエル側からオリックスへの交渉打ち切りは、1月24日に電話で伝えられたが、立証は難しいとの見解を示した。

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2008年2月21日のニュース