雪組・縣千 目を見張る活躍のスター候補が、3度目の主演務める新人公演で圧倒的オーラ見せる!

[ 2022年5月14日 05:30 ]

 いまや本公演でも抜群の存在感を示す雪組期待の縣千(あがた・せん)。3度目の主演となる「夢介千両みやげ」の新人公演が19日、東京宝塚劇場で行われる。

 彼女にとってはこれが最後の新人公演。先日行われた本拠地・宝塚大劇場では、カーテンコールで代表者あいさつもこなし「心躍らせて公演できました。これからも恥じることないよう精進してまいりたいです」などと力強く誓った。

 3回目の新人公演主演とあって、落ち着いた芝居運びに圧倒的オーラで大舞台を支配。「自分の心のままに(お芝居を)させてもらった」と手応えを感じながらも「3回目でも、毎回が新鮮」と輝くような笑顔で振り返った。

 目を見張る活躍ぶりだ。1月には「Sweet Little Rock’n’Roll」で初のバウホール主演を果たし、若手スターへの階段をまた一段上がった。「バウ主演を経験して“何が違うか”と問われると、お客さまが楽しんでくださっているのかな?と常に考えるようになりました」。“舞台人”としての自覚も備わり、さらなるステップアップが期待できる若手の一人だ。(土谷 美樹)

 ◇縣 千(あがた・せん)2月10日生まれ、京都府宇治市出身。府立莵道高を経て15年初舞台。雪組配属。18年「凱旋門」で新人公演初主演。今年1月「Sweet Little Rock’n’Roll」でバウホール初主演。身長1メートル72。愛称「あがた」。

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