阪神・岡田監督 輝に痛烈ダメ出し 9回無死一、三塁で三振「何でもええやん、バットに当たったらのう」

[ 2024年3月16日 05:15 ]

オープン戦   阪神0ー0中日 ( 2024年3月15日    バンテリンD )

<中・神>交代を告げにベンチから出る阪神・岡田監督(撮影・椎名 航)
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 阪神・岡田監督が、佐藤輝に強烈なダメ出しを繰り出した。

 「前に飛んだら1点やんか。何でもええやん、バットに当たったらのう。あっこでスクイズで1点取りに行く?ええ?打たなあかんやん。そんななあ…」。のみ込んだ後のセリフはおそらく“5番打者なんやからスクイズなんてできん、前に飛ばさんとアカンよ”だったはずだ。

 0―0の9回だ。森下と大山の連打で無死一、三塁の状況をつくったものの、空振り三振。外野フライでも、ボテボテのゴロでも1点を勝ち越すことができたが、1ボールの後、空振り、ファウル、ファウル、ファウル…で最後は空振り三振。最低限の仕事ができなかった。「前に飛んだら何かが起きる。三振は何も起きない。結果見とったら分かるやんか、ええか悪いか。練習でなんぼスタンドに入れてても一緒やいうことや」。指揮官は終始、厳しい言葉を口にして奮起を求めた。

 この日の4打数無安打で、打率・128まで下がった佐藤輝。試合後は「なんとか前に飛ばしたかったです」と言葉を絞り出した。

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