カブス・今永9K4回1/3零封 OP戦3戦で奪三振率は驚異の17・69「うまくハマり出してきた」

[ 2024年3月16日 01:30 ]

オープン戦   カブス3-1アスレチックス ( 2024年3月14日    メサ )

<カブス・アスレチックス>笑顔でハイタッチする今永(AP)
Photo By AP

 カブスの今永が14日(日本時間15日)、アスレチックスとのオープン戦に先発し、4回1/3で3安打無失点。全て空振りで毎回の9三振を奪い、オープン戦3試合の奪三振率は驚異の17・69となった。

 「自分の持っているストレートをコンスタントに投げられたのが良かった」

 生命線である直球がさえわたった。初回先頭のルイーズを94マイル(約151キロ)、続くゲロフは渡米後最速となる95マイル(約153キロ)で連続三振。2回以降はスライダー、チェンジアップも巧みに配し、的を絞らせなかった。「体重移動とかグラブの使い方、右足の着地だとかうまくハマり出してきた」と手応えをにじませた。

 昨春のWBCでともに戦ったパドレスのダルビッシュから、メジャーの投手や打者について「最初は圧倒されるけど、その環境に身を置いたら普段抑制されている脳のリミットが外れるから」と助言されていた。長打力に臆することなく右打者の内角や高めに、切れのある直球を投げ込んだ左腕。開幕へ向け視界は良好だ。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月16日のニュース