巨人長野らを指導した筑陽学園前監督の江口祐司氏が山口・桜ケ丘の監督に就任

[ 2024年3月16日 10:33 ]

筑陽学園時代の江口監督(左から2人目)
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 巨人・長野らを育てた名伯楽が新たな挑戦だ。福岡県の筑陽学園前監督の江口祐司氏(61)が山口県の桜ケ丘高校の監督に就任したことが16日、分かった。体育科の常勤講師として赴任し、野球部を指導する。桜ケ丘の教頭が自身の教え子だった縁でオファーを受けたという。「福岡と習慣や風土が違うところもあると思う。自分で肌に感じながら山口の方に愛されるチームをつくれたら」と思いを語った。

 江口氏は西日本短大付のコーチ時代に日本ハムの新庄剛志監督(52)を指導した。監督としては城北(熊本)で春夏合わせて2度、筑陽学園では春夏合わせて3度甲子園に導いた。19年のセンバツは西舘昂汰(ヤクルト)、進藤勇也(日本ハム)らを擁して8強入りした。22年夏は福岡大会決勝で敗れ、勇退。その後は総監督としてチームを支えていた。

 桜ケ丘は1989年夏に甲子園に出場した私立高校。元阪急の河村健一郎氏(76)らを輩出した。

 江口氏によると現在の部員は約30人で4月から本格的に指導予定。群雄割拠の山口の高校野球界に新風を起こせるか、注目だ。

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