阪神・中野　1日遅れの誕生祝いだ4安打4得点　誕生日当日は4打数無安打に終わった反省からの修正はこれ

セ・リーグ   阪神8ー0中日 （ 2023年6月29日    甲子園 ）

＜神・中＞7回1死一塁、この日4安打の中野は指を「4」にしてナインとハイタッチをかわす（撮影・北條　貴史）
Photo By スポニチ

　前日に27歳のバースデーを迎えた阪神・中野が、1日遅れの誕生祝いとばかりに今季初の4安打に4得点と大活躍した。誕生日当日は4打数無安打に終わった反省から、バットの角度を修正。「少し両目で球を見るような感覚で打ちにいったら、素直にバットも出るようになった」と手応えをつかんだ。

　ヒットパレードの幕開けは初回無死二塁。松葉のカーブを捉えて左前に運んだ。8試合ぶりの近本との連打でチーム10試合ぶりの初回の得点につなげると、第2打席以降は全て中前打。5回1死、内角ツーシームをはじき返した3本目は「バットの出し方がよかった」と自画自賛だ。

　30日からは敵地で巨人と3連戦を戦う。「勝てるように、自分の役割をしっかりとやっていければ」と表情を引き締めた。