西武・松本　制球に苦しみ4勝目ならず　3四死球でピンチ招き逆転許す

パ・リーグ   西武―ソフトバンク （ 2023年6月30日    ベルーナD ）

＜西・ソ＞3回、柳田に死球を与え帽子を取る松本（撮影・篠原岳夫）
Photo By スポニチ

　西武の松本航投手（26）は6回2失点で降板した。

　5日DeNA戦以来の白星を狙ったマウンドで制球に苦しんだ。1点リードの3回、3つの四死球で2死満塁のピンチを招くと、ソフトバンク・柳町に真ん中に入った直球を左前に運ばれ2者が還り、逆転を許した。4回以降は毎回走者を背負いながらも無失点でしのいだだけに、悔やまれる1球となった。

　松本は6回を投げ終えて2番手・佐藤隼と交代。102球を投げて5奪三振、4四死球で、5日DeNA戦以来の4勝目はならなかった。

　打線は2回、マキノンの9号ソロで1点を先制するも、以降は有原の前に6回まで無安打に封じ込まれた。