ソフト・有原　8回1失点の快投で無傷の3勝目　西武に3回以降安打許さず

パ・リーグ   ソフトバンク3―1西武 （ 2023年6月30日    ベルーナD ）

＜西・ソ＞8回、源田を三振に打ち取り吠える有原（撮影・篠原岳夫）
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　ソフトバンクが有原航平投手（30）の好投で3連勝を飾った。

　2回、西武先頭のマキノンに内角ツーシームを左翼席に運ばれ先制を許したが、ここから尻上がりに調子を上げた。多彩な球種を散りばめ的を絞らせず、3回以降は無安打に封じた。

　西武戦は日本球界復帰後初登板。日本ハム時代には12試合に登板し3勝5敗、防御率はパ5球団中最悪の6.89と苦手にしていた相手だったが、この日は“別人”の投球を見せた。

　8回107球2安打1失点の快投で無傷の3連勝。西武戦では20年9月5日以来となる白星を挙げた。ベルーナドームに限れば15年8月13日以来（当時の名称は西武プリンスドーム）だ。

　打線は1点を追う3回、3四死球でつくった満塁のチャンスで5番・柳町が2点適時打を放ち逆転。7回には敵失の間に貴重な追加点を挙げた。

　▼柳町　初回のチャンスで凡退していたので、今回はものにするぞという気持ちで打席に入った。ここで何とか逆転してやろうという気持ちがあった。